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松山お仕事再発見

第2回 株式会社中屋敷木工所様

2010/07/07

会社の沿革や業務の内容などをお聞かせください。
img_nakaya_04.jpg祖父の代から三代になるので設立してから60年以上になります。もともとは萱町にあったのですが、作業場の拡張のため20年前に現在の空港通3丁目に移転してきました。
木製建具と木製家具の制作及び取り付けの仕事をしておりまして、建具と家具が3:7ぐらいとなっています。大手住宅メーカーさんが、自社工場で建具を作るようになってからかなり住宅の建具の仕事は減ってきてます。しかし、神棚の建具やデザイン性のある建具、障子などは、作ることが困難なため、まだまだわれわれ町工場にも需要はありますね。

■新たなニーズの開拓や新規事業開始のきっかけなどについてお聞かせください。
時節柄、新築住宅販売の鈍化、リーズナブルな家具量販店の台頭などから、仕事そのものが減少してきています。オーダー家具の制作は家を新築される際に合わせて新調、という方が多く、その際に仲介業者さんを通じてご注文いただくことがほとんどだったので、そのタイミングを逃すとどういう風に依頼すればいいのか分からなくなるようですね。
そこで、間口を広げ一般の方から直接ご注文いただけるように、ホームページを開設し、直接お客様とやり取りする機会を増やしていくように考えています。
また、お支払いにつきましてもローンを利用できるようにするなど対応の幅を広げています。

■仕事をする上でのやりがいや「この仕事ならでは!」というポイントなどはございますか?
img_nakaya_05.jpg家具というものは20年~30年は使え、大切に手入れしてやればそれこそ100年でもご使用いただけます。いいモノを作ればそれが自分の仕事として後世に形として残る、子供や孫に受け継がれていく、そんなところにとてもやりがいを感じます。
自分の作ったものがアンティーク品やヴィンテージ品になっていくこともないとは言い切れないですし(笑)。


■求人を行うとして「このような人材を希望したい」「いっしょに働くならこんな人」などをお聞かせください。
何よりも情熱とやる気ですね。才能のある無しはあまり関係ありません。
どのような仕事もそうですが、入って直ぐはまず会社の戦力にはなりません。我が社は家具、建具を作る職人ということになるのですけど、戦力になるまでは、仕事を覚える期間。会社としてはその人に投資している期間ということだと思います。その期待に応えるためには、嫌なことがあっても簡単に諦めて辞めてしまうことなく、早く一人前になることが大事だと思います。
途中で辞めてしまうと本人にとっても挫折感だけが残ると思いますし、会社としても得るものがありません。根気よく仕事を続けられ、達成感を一緒に味わえる人がいいですね。

■最後にこれからの展望や目標などをお聞かせください。株式会社中屋敷木工所 機械
今は何でも手軽に安く手に入りますが、そういったものは、個性とかこだわりが欠如していると思います。
それで満足される方はいいのですが、「そうではない」と言う方に『こだわりの本物の家具』『上質の自分だけの家具』を提供し続けていきたいと思います。何十年もそこに形として残る仕事をしていきたいと思います。
「家具を依頼するなら中屋敷がいいよ。一番だよ」と言われるぐらいの仕事をしていきたいですね。

■その他何かお伝えいただくことがありましたらどうぞ。
求職者の方へ、仕事についたらまずは初心を忘れず、辞めずに働くことを考えてください。継続は力なり。ですから。
企業の方へ、一度雇用したら家族と思い、継続雇用する努力をともに続けていきましょう。

■会社情報
株式会社中屋敷木工所2株式会社中屋敷木工所
木製建具及取付家具
代表取締役
中屋敷 浩
一級建築士 一級建築施工管理技士
〒791-0054 愛媛県松山市空港通3丁目6-44
TEL:089-972-8201
中屋敷木工所ホームページ

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